ここしばらく登山の忙しさにかまけてブログの更新をさぼっていました。
これはこれで反省しなければいけないんですが、昨年(2024年)の秋に、大朝日岳の山行での失敗を紹介するとともに反省の記録を書かせていただきたいと思います。
甘く見ていた山行
2024年10月。前年の飯豊連峰縦走で紅葉のロングハイクを楽しんだ思い出が忘れられず、今年は朝日連峰へ行くぞ~と意気揚々と出発したのですが、静岡から東北へ遠征すれば1座だけで帰ってくるのはもったいなく、いくつか回ろうと思うとどうしても厳し目の天気でもこなしたくなるもので、大朝日岳へは朝日鉱泉から山頂避難小屋1泊2日の予定を組んだものの、2日目はガスガスの中を下山すること覚悟で入山することに。
高層天気は1日目は晴れ間があるものの、2日目は下・中層の雲ががっつりかかるとの予報で、下山は多少濡れても…気温は高いし問題ないか。濡れた林も美しくて、たまのレインウエア歩きも趣あるか…と腹をくくって準備を始めた
そこで失敗したのがスパッツ(ゲーター)をもっていかなかったこと。
避難小屋泊まりということで、寝具やら煮炊き道具などで重くなるザックを少しでも軽くしようとスパッツは置いていくことにした。
この判断がまず最初の失敗でした。
何があった?霧の大朝日岳
二日目の朝、予報通りの霧。濡れるほどの霧でもなかったのでレインウエアは着ずに小屋を出発。
大朝日岳山頂を通過。昨日きれいな雲海を眺めた山頂は360度ガスで何も見えない。
気温はそれほど高くないが、湿度が高くて無茶苦茶暑い。
下山ルートを降り始めても湿度の高さでじんわりと汗をかき始めてしまう。
霧で濡れたハイマツがズボンのすそを濡らし始める。
霧は濃くなる一方で、更に小雨交じりになってくる。

本格的な雨になってくることも予想されるので、蒸して暑いが仕方が無く上下のレインウエアを着こむ。
ハイマツ帯はまだまだ続くが、下降途中でなんやらソックスがじんわりと濡れてきた感じがする…そう、レインウエアは着たものの、既に濡れていたズボンの裾の水分がソックスを濡らしてきたのでした。
つま先が詰んで親指の爪が痛い!
濡れはだんだんと下がってきて、ソックスの裏面まで濡れてきた。
こうなると困ったもので靴の中で足が滑ってつま先が靴の奥にあたってしまう!
不運にも、今回履いているスポルティバトランゴキューブは先端部がやや狭い足型なので余計に当たる!
普段はこんなことは無かったのだが、ズボンの裾を濡らしてしまったことがこんなことになるとは…
嗚呼、スパッツを履いておけば…もしくはもっと早くレインウエアを着ていれば…ソックスが濡れることも無かったのに…つま先が痛くなることも無かったのに…と反省するも時すでに遅し。

失敗と反省
あれから4か月が経過して、真っ黒に変色してしまった親指の爪も半分くらいは復活してきました。
人間の体の再生機能はありがたいものです。
さて、改めて振り返ってみようと思います。
今回の失敗は、下山で足の親指が靴の先端につんでしまい、圧迫され変色してしまったことです。
どれくらいだったでしょうか。1週間くらいは痛みもあったと思います。
原因は文中でも書いてきましたが…なぜなぜを連ねると…
爪の変色・痛み→爪の先端が靴と強く接触→足が滑って接触→靴下が濡れた→ズボンの裾が濡れた→霧なのでそれほど濡れないと考えた→想像力不足(経験不足)
霧の朝、ズボンの裾を濡らすと痛い目に遭うぞ!という想像力が不足していました。過去に経験していれば下だけでもレインウエアを履いて出るか、スパッツを履くかしていたのでしょうが、そこまで頭が回りませんでした。

まとめ
登山をはじめて13年経ちましたが、その間雨の山行も多く経験してきましたし、もちろん霧中を行くことも何度も経験してきました。
が、それでもこのような失敗をするとはなんともお恥ずかしい限りではありますが、このようなパターンもあるという良い経験になったと思います。
出発時にガスはそれほど濃くなかったのですが、夜間や早朝はかなり濃かったのでしょう。そして足元のハイマツにはたっぷりと雫を蓄えていたのだと思います。
今後はこの経験を生かして、スパッツの携行とハイマツや下草の濡れを見て、早めに濡れ対策をするようにしたいと思います。
皆さんも同じような失敗をしないようご注意ください。