下山後の体メンテナンス

2023年4月29日

登山お疲れさまでした。無事下山されたでしょうか?
さて、ここでは下山後の疲れた体のメンテナンスについてご紹介したいと思います。

固まった筋膜を緩めましょう

今日の登山では、随分と長い時間筋肉や筋膜が頑張ってくれたと思います。
そのせいで、筋膜は収縮して硬くなることで回りと癒着してしまうと動きが悪くなってしまうので、下山後はなるべく早くストレッチを行い筋膜を緩めるようにしましょう。

ただし、動的なストレッチはかえって負担を大きくしてしまう可能性があるので、座ったり寝た状態で行う静的なストレッチのほうが良いということです。

筋肉の炎症を抑えましょう

説明するまでもなく登山、下山では主に下半身の筋肉にかなりの疲労があります。
時としてこの後筋肉痛になるくらい疲労しているかもしれません。
このような時、筋肉の中では筋繊維がこすれ合って炎症を起こしているということで筋肉を冷やすことが重要と言われています。

でも、まずは風呂に入ってゆっくりしたいですよね。
そのような場合は、入浴を終えてから足の筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋)を「水シャワーでしっかり冷やす」のが良いとされています。

壊れた筋肉を復活

炎症を起こしてしまった筋繊維は壊れてしまいますが、ここでしっかりリカバリーしてあげれば筋肉がより太く成長するチャンスになります。
そのためには筋肉を作る材料となるアミノ酸を摂ることが重要であり、食材としてはタンパク質を食することで体内でアミノ酸を生成してくれます。
下山したら、お肉類や豆類などをしっかり摂りたいものですね。

最近は必須アミノ酸(Bacc)を摂れるサプリメントも多く販売されていますので、ちょっとお高いですが手軽に利用できて良いのではないかと思います。

疲れた脳を休めましょう

忘れてはいけないのが脳ですね。
登山口までの往復移動で車を運転したり、登山中も気を抜くことなく集中していたあなたの脳はかなりお疲れかと思います。
下山してきた夜は安堵でゆっくりと寝られると思いますので、ぜひ早寝して脳も休ませてあげてください。